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オイリュトミー

ビッキーの通う保育園はシュタイナー教育を取り入れています。
その特色としてオイリュトミーというものを体験できるのですが
そのオイリュトミー、私は未だによくわからなかったのです。

昨日、園の懇談会があり、後半でオイリュトミーを体験できるということで
楽しみに出かけていきました。

そもそもオイリュトミーとは・・・

専属の先生がいらして、説明をしてくださいました。
(メモを取りながら一生懸命聞く)

ちょうど100年前、人は仕事をする時に
かけ声をかけたり、歌を歌ったりして
みんながひとつになって仕事をするような時代でした。
(ここで私の頭に浮かんだのは、7人の小人のハイホー♪)

そこに機械が入ってくるようになり
スイッチひとつで仕事もできるようになりました。

人が力を合わせて、ということが少なくなっていき
これではいかんということで
人と人をつなぐ力があり、人間関係をスムーズにする
オイリュトミーができたそうです。

さ、では実際にやってみましょうということになったのですが
妊娠中・授乳中の方は申し訳ありませんが退室ください、と。

オイリュトミーは立って歩いて、話せるようになった3歳から
受けられるそうで、妊娠中・授乳中はまだ子供と一体である
ということから、受けられないのだそうです。

授乳中の人は、おっぱいが止まってしまう場合もあるそう。

へぇ~~。

ということで、半数くらいが退室し、部屋に残ったのは7名。
(うち、お父さん2名)

わかりやすく言うと・・・
雨が降ってきた、雷が鳴った、というのを
体で動いて表現する。

お遊戯に近い感じですね。

正直、これがそんなに影響があるものなのか、
ましてやおっぱいが止まることもあるほどの影響力なのかと
不思議でならないものでしたが、
心に響くものって、感覚として実感できるものではないのかも
なんて思ったりしてね。

オイリュトミーは見せるためのもの、治療のものなどがあるそうです。
園では調和のとれた発達ができるために、
教育として取り入れているのだそうです。

ビッキーくらいの歳の子は、今は聞くことを育てる時期らしく
それには静けさが必要で、大きな声ややかましい音などは
必要ないのだそう。

そして生活音、
例えばお母さんがお野菜を切る音、
お皿の触れ合う音、
床を歩く音、
そういう機械的でない音が、子供の耳を豊かにするのです。

確かに今の時代、テレビ・ラジオ・音楽が常にあり
それに負けない大きな声でないと聞こえない。

よく大きな声で「ママ!ママ!」と言っているお子さん、
お母さんはその声が聞こえないほどに
お友達とお話していて、だから子供はもっと大きな声で
ママを呼ぶ。
そしてしまいには、「うるさい!」と叱られる。

そんな光景を今まで何度も見てきました。

しかも、私もたまにしてる・・・


我が家は取り入れられるところだけ取り入れるような
にわかシュタイナー教育ですが、
たまにこういう本質を聞くと
ほぉ~とうなずくのであります。

マクロビオテックにしてもそう。

一時期ガチガチのミクロなマクロ生活を送ってましたが
今ではゆるマクロ。

そしてたまにマクロの本質を聞いて
そうだそうだとうなずく。

いい加減です。

でもBIOの大島先生も言ってました。

「いい加減が良い加減」


保育園から学ぶこと、とても多いです。

by pos-cafe | 2010-07-12 17:05  

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